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失敗しない!中古エアコン購入時の注意点を解説

〇〇の様子

エアコンを安く購入したいと考えたとき、その候補の一つとして挙げられるのが中古エアコンです。
中古の商品を購入する機会は増えているとはいえ、エアコンは大きな買い物ですし、本当に問題なく動くのかも含めて不安に思い、購入までの一歩を踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、中古エアコンの購入で失敗しないための、購入時の注意点を解説します!

目次

失敗しない!中古エアコン購入時の注意点を解説

1.中古エアコンのメリット・デメリット

 1-1中古エアコンのメリット

 1-2 中古エアコンのデメリット

2.ぴったり?余裕あり?意外と難しい最適なエアコンの畳数選びのポイント

 2-1 エアコンのカタログの見方をチェック!畳数目安表示の意味を理解しよう

 2-2 畳数があっていても、冷えない・暖まらないケースとは?
 2-3 サイズが合わないエアコンを使うことのデメリット
3.予算があれば、エアコンの機能もチェックして選ぼう

 3-1 お手入れが楽になる人気の自動お掃除機能

 3-2 より快適な温度管理ができる機能
 3-3 加湿空気清浄機の代わりになる機能も充実

4.エアコン購入後も、賢い使い方でもっと電気代を節約!
 4-1 夏の設定温度を1℃上げる
 4-2 フィルターを定期的に掃除
 4-3 サーキュレーターや扇風機で空気を循環
 4-4 遮熱カーテンで暖かさ、涼しさを逃さない
 4-5 室外機の周りはスッキリと
5.まとめ
1.中古エアコンのメリット・デメリット

 

中古エアコンは新品エアコンに比べて、どんなメリットがあるのでしょうか?また、後悔しない買い物をするためにデメリットについても知っておきましょう。

 

1-1 中古エアコンのメリット

 

中古エアコンのメリット何といってもその安さでしょう。平均して新品エアコンの半額程度、タイミングが良ければ6割以上の割引で購入できることもあります。新品エアコンを安く購入できる時期は限られますが、中古エアコンはいつでも安く購入できることも大きなメリットの一つです。

インターネット販売が一般的になり、中古市場も拡大していることから、中古エアコンの販売数も大幅に増加。その結果中古エアコンの品揃えが良くなっているので、以前より購入がしやすくなっています。

また、中古エアコンであっても購入店舗をしっかり選ぶことで、清掃や動作確認が完了し、保証がついた商品を購入することができます。

 

 

1-2 中古エアコンのデメリット

 

新品エアコンと比べて、どうしても使用可能な年数が短くなってしまう可能性は高いです。製造年月日から10年が経過すると、メーカー側に修理部品の在庫がなくなってしまうので、修理して使いたくてもそれができなくなってしまう可能性もあります。また、メーカー保証は終了していることがほとんどなので、購入店舗の保証がついていない場合は、すぐに故障してしまっても自己負担で修理しなければなりません。新品エアコンよりも、購入店舗や購入商品選びが難しいことも、中古エアコンのデメリットといえます。

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2.中古エアコンを購入する時の注意点とは?

 

いざ中古エアコンを購入しようとなったとき、押さえておきたい注意点についてご紹介します。失敗しないように、後悔しないように、是非参考にしてみてください!

 

2-1 保証はある?期間はどれくらい?

 

中古エアコンは既にメーカー保証期間が切れていることがほとんどです。だからこそ大切なのが、販売店で設定されている保証があるかどうか。保証をつけて販売しているということは、クリーニングや動作確認をしっかりして、自信を持って中古エアコンを販売している証でもあります。もちろん、万が一にも購入後すぐに故障してしまっても安心ですよね。

保証の期間は販売店によって様々で、かかる費用も異なっています。すべての商品に無料で1年保証をつけているというというお店もあれば、1〜3万円を追加で支払うことで保証をつけられるお店もあります。購入する中古エアコンの使用年数にもよりますが、つけられる保証期間も半年〜3年などを選べる場合もあります。

購入する中古エアコンは何年使用されたものなのか、商品の値段はいくらなのか、今後どれくらいの期間使用したいのか、などを検討して保証期間選ぶようにしましょう。

中古エアコンを購入するときには、保証をつけた状態の金額で比較すると良いですよ。

 

2-2 クリーニング(内部洗浄)済?外装の傷や汚れもチェック!

 

中古エアコンで重要なのは、内部の状態。クリーニング(内部洗浄)が行われているか、問題なく動くのか、購入前に必ず確認しましょう。

エアコンの内部は、一般的な使い方で1年間使っただけでもカビなどが発生してしまうことが多いです。2〜3年も経っていれば尚更です。購入後にエアコンクリーニングを依頼すると、機種にもよりますが7,000〜20,000円程度はかかってしまいます。

外装の傷や汚れもチェックしましょう。あまりに大きな傷や汚れがある場合は、使い方や保管状態がよくなかった可能性もあります。気になるポイントは購入前に質問をして、納得をしてから購入してください。

 

2-3 業者が取り外しを行ったか確認

 

中古エアコンのコンディションに大きな影響を与えるのが、取り外しの方法です。エアコンの取り外しには費用がかかることや、DIYが流行っていることもあり、自分で取り外しを行う人も0ではありません。しかし、この取り外しにも技術が必要で、素人が行うことで、故障の原因になってしまうことも多いのです。

 

2-4 付属品・説明書などは揃っている?

 

リモコンなどの付属品や説明書などが全て揃っているかを確認しましょう。リモコンくらい後で購入しても良いと思うかもしれませんが、高価格帯のエアコンのリモコンであれば10,000円近くすることもありますよ。また、付属品がしっかりと揃っているということは、使用方法や管理が丁寧であったともいえるでしょう。

素人では気が付きにくい部分ですが、「背板(据付板)」というパーツが不足しているとエアコンを取り付けることができないので、メーカーから購入しなければなりません。

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3.セパレート型(室外機付)の中古エアコンはプラスでココに注意!

 

一般家庭で最も利用されているセパレート型(室外機付)の中古エアコンを購入する場合に、プラスで注意したいポイントをご紹介します!

 

3-1 室内機と室外機は同じ機種?容量は同じ?

 

室内機と室外機は同じ機種で、同じ容量でなければなりません。機種が異なっても運良く動くことはありますが、動作が保証されているわけではないのです。

一般的な中古エアコンの販売店で別の機種がセットになっていることはほとんどありませんが、フリマアプリやオークションで購入する場合などは注意した方が良いでしょう。

 

3-2 冷媒ガスの漏れがないか確認(ガスの回収がされているか)

 

冷媒ガスの漏れは中古エアコンの購入時の大きなポイント。これは、空気温めたり冷やしたりするために必要なのですが、取り外しの際に、正しく冷媒ガスを室外機に回収できていないとガスが抜けてしまうのです。素人が取り外しを行っている場合、特にこの冷媒ガス漏れのトラブルが多いです。少し抜けている程度では購入後すぐには問題に気がつかず、6カ月程度経過してから気がつくことも多く、気がついたときには保証期間が過ぎてしまっているということにもなりかねません。ガスを補充すると、15,000〜25,000円程度の費用がかかってしまいます。

購入するエアコンが業者によって取り外しが行われたものなのかは、必ず確認しましょう。

 

3-3 室外機の傷や汚れもチェック!

 

セパレート型のエアコンは、室内機と室外機のセットで動きます。室内機がきれいな状態でも、室外機が置かれていた環境が悪い場合、室外機が先に壊れてしまう可能性もあります。室外機の傷や汚れもチェックして、できればどのような環境で使われていたのかも確認しておきましょう。

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4.中古エアコンの購入前に再チェックしたいポイント!

 

中古エアコンを購入する時の注意点は、大体頭に入りましたか?さぁこれで中古エアコンの購入で失敗することはない…といいたいところですが、購入前にもう一度大事なポイントをチェックして、本当に後悔のない買い物をしましょう。

 

4-1 本当に価格に見合った商品なのか?中古で良いのか?再チェック

 

その商品は本当に価格に見合った商品でしょうか?設置費用や保証費用もプラスした価格をきちんと確認しましたか?実はモデルが古く、ほとんど変わらない価格で、新品で販売されていたりはしませんか?もっと安い中古品はないでしょうか?中古エアコンは安い!というイメージが先行して、実はそれほど安くなかった…とならないように、総コストをしっかり確認・比較しましょう。

また、使う年数も考慮した上で、本当に中古で良いのかを判断してくださいね。

 

4-2 サイズは最適?冷暖房共用の場合はサイズ選びに注意が必要

 

中古エアコンに限ったことではありませんが、エアコンの購入時に大事なのがサイズ選びです。サイズが合っていないと、思ったように暖まらなかったり、冷えなかったりします。特に冷暖房共用で使用予定の人は注意が必要。必ず、暖房の対応畳数を目安にしてエアコンを選びましょう。冷房を基準に購入してしまうと、思ったように暖まらない可能性が高いです。

 

4-3 見落としてない?保証内容と保証期間は十分か

 

中古エアコンで大切なのが保証です。保証内容と保証期間は必ず購入前に確認しましょう。激安の商品の場合、保証がついていないことがあります。『壊れなかったらラッキー!』くらいの気持ちで購入しようと考えるかもしれませんが、設置費用や、壊れた後の取り外し費用などを考えると、高い買い物になってしまうかもしれませんよ。

 

4-4 いざ設置したら動かないなんてことも!返品条件をチェック!

 

中古エアコンを購入して設置し、『さぁ使おう!』と思ったら全く動かない…。そんな可能性も0ではありません。そんなときに、返品不可の商品ですとただの粗大ゴミになってしまいますよね。『設置後10日内(到着後10日以内)の初期不良は返品可』のように、返品条件も事前に確認しておくと安心です。

 

4-5 配送の場合、送料をチェック!

 

ネットショップやフリマアプリなどで中古エアコンを購入すると、送料がかかる場合があります。本体価格は安く設定してあっても、その分送料が高くなっている場合もあるので、送料込みの金額で比較するようにしましょう。逆に、送料無料にこだわり過ぎて、実は本体価格+送料の方が安い店舗があるケースもありますよ。

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5. まとめ

 

中古エアコンは商品の種類も増えていて、時期を問わずいつでも安く購入できるのが魅力。きちんとしたお店で購入すれば、清掃や動作確認もされており、保証もついているので安心です。

とはいえ、やはり中古ならではの注意点も存在しています。エアコンは見た目がきれいでも、内部に何らかの故障が生じている可能性もあり、使い始めてそれに気がつくというケースもあるのです。そうならないように、今回ご紹介したようなポイントに注意し、気になるところは販売店によく確認をしてから、保証をつけて購入するようにしましょう。